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食の安全と安心006 非常事態に備えた食糧の備蓄
10年ほど前に台湾や中国では、食事を
作りすぎて無駄にしないことを呼びかける
キャンペーンがありました。
招待などの食卓には、決まって、とても
食べ切れるはずもない量の料理の種類や
ボリュームに驚かされました。
この頃では習慣的であった、非常に無駄の
多いもてなし方も改められて最近は以前
ほどは極端なことはないようです。
しかし、日本でも、食糧自給率が39%と
いいながらも、食糧・食材の20〜30%
ほどは、無駄に捨てられているとする
データーもります。
中国では、年間所得が3000ドル以上の
人口が2004年には4400万人だったのが、
2009年には、1億8300万人に急拡大する
と予測されています。
ここからも、食糧の争奪戦が今後、エネルギー
以上の、非常な激しさを伴う展開になる
ことが予測されます。
ヨーロッパの国では、食糧の備蓄制度や
イザという時に備えた配給制度を定めて
いる国もあります。
フィンランドでは、穀物の国家備蓄を1年分、
スイスではパン用の小麦や砂糖、食用油
などは企業が4か月分の備蓄量を持つことを
義務化し、一般家庭でも2週間分の備蓄を
奨励しています。
ドイツやスイスでは、不測の事態に備えて、
いつでも配給券による食糧統制ができる
ような体制を整えています。
それに比べて、日本の現状は、余りにも
のん気すぎると思えてなりません。
非常事態に備えた最低限度の食糧の
確保は、我々国民生活の安全と安心に
とっては、新テロ対策法案の比ではない
政府の重要な責務です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。