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食の安全と安心

007 食糧の買付け競争に負ける日本

食糧が足らなければ買えばよい、というのが

日本の基本的なスタンスでした。


しかし、食糧不足の深刻さは、インドや

中国などの巨大な人口を抱える国でも、

急速に増してきています。

両国で約25億人と、日本の20倍もの

人たちが、食糧を輸入に、それも主として

小麦などを中心にした穀類の輸入の

必要性に迫られているのです。

両国とも、経済発展が著しく、食事の内容も

充実化し、また洋風化が非常な勢いで

進んでいます。

インドが小麦の自給が出来なくなってから、

3年余りになるでしょうか。

中国は、沿岸部での経済発展に伴う

洋風化や肉類の摂取の度合いが

急速に上がってきていることから、飼料用

の穀類の輸入も急増しています。

日本でも起こったように、洋風化の

爆発的な伸展で、一気に穀類の需要が

上昇しているのです。

今までは、日本は必要に合わせ、

需要に合わせて、多少の価格のアップ

さえ覚悟すれば、欲しい時に、欲しいだけ

の量を買うことが出来るので安心でした。

しかし、現在では、どうしても必要だから

買おうとする国が出てきてからは、日本が、

欲しい時に今まで通りには買えない状況

が出てきています。

外国との食糧購入合戦で、「買い負け」

をする局面が出てきているのです。

必要な時に食糧が買えない、輸入でき

ないと言う悪夢の時代が既に始まって

いるのです。

お金があると言っても、安全と安心が

買えない時代に入っているのです。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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