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食の安全と安心034 胎児や乳幼児への危険物
中国では、毎年生まれる子供の7%前後
が、先天性障害児だと報告されています。
2006年には145万人の新生児が先天性
障害児であったと「国家人口発展戦略
研究報告」で報告されています。
中国の先天性障害児出生の原因の大きい
ものの一つに環境の汚染物質の中に
含まれる水銀が影響しているとする
有力な説があります。
アメリカの「地球政策研究会」は、水銀が
大気や、水源或いは農作物から胎児や
子供、更に、成人に至まで被害を与えて
いると報告しています。
中国の南京大学では、2004年度に行った、
住宅や事務所300ヶ所の調査では、室内の
大気中、ホルムアルデヒドが含有基準を
超えたものが90%、ベンゼンを含む
揮発性有機化合物(VOC)が基準を
超えた所が85%、その他ラドンや石材・
磁器からの放射線が基準をオーバーして
いるのが10%あったと報告しています。
これは、殆どの建物が、住まいとして、
また仕事場として安全で安心な環境
ではあり得ません。
このような安全性を欠いた環境は、
胎児や乳幼児に非常に重大な健康上
の危険を及ぼしていることになります。
胎児だけでなく、授乳中や離乳期の
赤ちゃんに大きな危険性があるのが
農薬の残留している食材です。
中国当局が輸出用の青果物や魚介類、
加工物を調査して多くの輸出品が農薬や
有毒な化学成分を含んでいるとして、
企業名を公表すると共に、輸出を停止
させましたがこれは、外向けのジェス
チャーに過ぎません。
国内向けの流通はフリーパスですから、
無防備で抵抗力がなく体力もない
乳幼児にとって、どれほど危険な
ものが出回っているのか想像すると、
先天性障害児出生の数字は、増えは
しても決して減ることはないでしょう。
中国政府は、躊躇することなく、国民の
安全と安心に備えた強力な政策を取る
ことが差し迫った課題です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。