非常持出袋って何? 災害避難に備えて家族を守るのが非常持出袋です

備えよ常に! 備えあれば憂いなし。 防災対策の決め手・非常持出袋と防犯を考える > 食の安全と安心 > 057 水の無い大河 黄河

食の安全と安心

057 水の無い大河 黄河

「黄河断流」という言葉を始めて耳にして

から20年ほどにもなります。

洛陽近くに行った時、黄河を見たいと

いうと、現地の人は、今、黄河には

水が無い,時期だと言う。

改めて周辺の畑を見ると、明らかに

水不足を感じさせる光景が広がっています。

日本の潤いのある田畑とは異なり、

何だか茫漠とした生気の無い、乾いた

世界に居るような気持ち襲われたのを

覚えています。

1970年代の初め頃から、黄河断流が

始まり、以降、年を追って断流日数と

距離がひどくなり、1997年には、河口

から開封まで、704kmもの距離が

水の無い状態になって、日本にも、

そのニュースが報じられました。

一年のうち、三分の一の日数が、水の

無い河になる原因の一つは、降水量の

12%減少と河への流水量の19%の

減少が自然要因として挙げられています。

近年になって、特に深刻なのは、黄河の

文明5000年の歴史の中で、飛躍的に

伸びている流域の人口増加と経済発展

に伴う水資源の利用の増大による恒常的

な水不足と工業などの発展による深刻な

水質の汚染があります。

母なる川、黄河の水に支えられてきた

流域の住民はいま、水不足に備え、

汚染された水に備えなければならない

試練の時代を迎えています。

汚染された灌漑用の水は土壌を汚染し、

作物を通して住民の健康を害しています。

今は、文明の母なる川の水は、人々の

食と健康の安全と安心を損なっている

現実もあるのです。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

google adsense code