備えよ常に! 備えあれば憂いなし。 防災対策の決め手・非常持出袋と防犯を考える > 健康の安全と安心 > 006 薬害肝炎
健康の安全と安心006 薬害肝炎
フィブリノゲン製剤の投与により、推定されている患者の
発生数が1万人を超える薬害事件です。
止血目的で投与された、血液製剤(血液凝固因子製剤)、
フィブリノゲン製剤が非加熱製剤であったために、多くの
C型肝炎の感染被害が発生しました。
フィブリノゲン製剤の投与者が29万人に昇ることから、C型
肝炎の発症者数は1万人を越えると推定されています。
1986年9月から翌年4月までの間に、三沢市の病院で
非加熱フィブリノゲン製剤を投与された8人がC型肝炎を
発症しました。
それ以前には、C型肝炎の感染例が無かったために、この
期間に製法が変更されて出荷された、非加熱フィブリノゲン
製剤による肝炎感染であることが判明しました。
厚生省は、こうした情報を入手して、87年3月末から調査を
開始し、大きな社会問題化しました。
2002年には、厚生労働省がC型肝炎感染者についての
調査家庭で、製薬会社から受けた報告文書の中に、フィブ
リノゲンによってC型肝炎に感染した患者、418人分に
ついては、イニシャル・氏名や住所、投与日、症状、医療
機関名などの個人情報が含まれていました。
しかし、厚生労働省と製薬会社は、この報告書によって、
個人が特定される患者に対しても、フィブリノゲン投与の
事実関係を告知することなく、2007年10月に資料存在が
発覚するまで、放置していました。
2007年7月には、名古屋地裁の判決で、1976年以降の
国と製薬会社との責任を認める判決が出ています。
備えよ常に!備えあれば憂いなし。