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忘れた頃に来た天災

09 地震のいたずら 海底から古木が浮いてきた

平成19年7月16日に発生した新潟県

中越沖地震は、柏崎市とその周辺に

大きな被害をもたらしました。

死者11名、重軽傷者 2000人余、

全半壊家屋 4200戸を含む約4万戸

にも及ぶ大きな地震でした。

加えて、柏崎羽刈原子力発電所の

発電が停止し、東京電力は、折からの

猛暑の最中、大口需要家は勿論のこと、

一般家庭にまで節電の協力をお願い

せざるを得ないまでに電力供給の

大ピンチに追い込まれました。

これは、単なるいたずらではなく、地震の

猛威を見せ付けたものでしたが、ちょっと

した面白いニュースを見つけましたので

ご紹介します。

富山湾は、立山の山腹が急斜面で湾内に

落ち込むことで知られております。

魚津市の沖出で、海底から弥生時代の林が

埋没した状態で発見され、その様子や現物を

展示館で、見ることが出来ます。

また、黒部川の河口近くの入善町の沖の

水深20〜40mの海底には、林が存在する

ことが知られています。

約1万年前の樹木が、立ったままで海底に

沈んでいるということです。

黒部川によって運ばれた立山の水や湧水が、

木々を腐朽から守り、今日まで在りし日の

森の様子を保存し続けているということです。

これらは、突然の地震や火山活動で、地盤が

沈んだというよりも、海岸線近くの林が海水面

の上昇で海中に沈んだということらしいです。

縄文や弥生時代の人々の生活の場であった

所が、海の底に沈んだのですから、おそらく、

住居や生活用品なども海底遺跡として存在

しているかもしれません。

そしてこの度の中越沖地震。
柏崎市の北方沖合いの震源地付近から、

出雲崎沖にかけて、多量の古木が海底から

浮き上がってきているということです。

海底に埋もれていた木が、地震による震動や

液状化現象などによって、海底上に顔を出し、

魚網に引っ掛っているようです。

およそ、5000年ほど前の木であることが

判ったそうです。

その地域の広大さにも驚かされます。

幅1キロで、距離が20キロもの範囲内に、

多量の古木があることが判明したという

ことですから、漁業関係者にとっては大変

厄介なものが顔を出したことになります。

5000年もの間、静かに眠っていた古木を

揺り起こしたとは、今回の地震は、これまた

大きないたずらをしてしまったことになります。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心の非常持出袋の準備は?


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