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忘れた頃に来た天災05 安政の大地震(1854〜55年)
今から150年余り前に、歴史的な大地震が
連続して起こった時代がありました。
江戸時代の終りに近い安政年間は、
日本の歴史上でも最大級の地震災害が
あった時代でした。
地震の記録では、
安政元年(1854)11月4日 M8.4 東海
安政元年(1854)11月5日 M8.4 南海
安政元年(1854)11月7日 M7.4 豊予
安政2年(1855)11月11日 M6.9 東京(江戸)
1854年の地震は、駿河トラフと南海トラフが、
連動していることが判ります。
それも、M8.4という巨大地震が連続した
ことで、被害の大きさと人々の恐怖には、
計り知れないものがあたでしょう。
安政元年の3つの地震は東海から紀伊半島、
四国、九州にかけて、家屋などの東海だけ
でなく、特に津波による被害が甚大で、
1万人を超える死者が出たであろうと
いわれています。
安政2年の江戸の地震は、直下型の地震で
あったようで、大正12年(1923)の関東大震災
と区別して、安政の関東大震災とか、安政の
江戸地震と呼ばれています。
この地震は、夜の10時ごろに発生し、火災も
伴ったために、死者が4000人以上も出る
大惨事になりました。
前年の東海、南海トラフの活動に誘発された
ものと思われます。
一連の地震活動は、一箇所の大地震が、
他の断層が動く引き金になったいうことで、
予測されている東海地震に付いても、同様の
連鎖的な地震の発生が起こることを考慮して
おく必要があります。
「備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
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