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忘れた頃に来た天災

533 関東の大地震  元禄地震

関東地方で発生した大地震では、1923年の

関東地震と1703年の元禄地震があります。

近年に、関東南部地方を襲った大地震は、

いずれも、フィリピンプレートのもぐり込みに

よる海溝型地震でした。

元禄地震は、元禄16年11月23日に発生

した海溝型の地震で、相模湾から房総半島

の先端部にかけて、相模トラフを震源地とする

地震であったと推定されています。

マグニチュードは、M8クラスと推定されていて、

関東南部では震度6以上、相模湾沿いや、

房総半島では震度7の揺れがあったと推定

されている大地震でした。

小田原の城下周辺の被害が大きく、特に

川崎から小田原の間の宿場が全滅した

との記録があります。

死者は5000人を超え、数万人の人が

負傷したとも言われ、また、相模湾から、

房総半島には大津波が襲って万余の

人たちが、犠牲になたのではないかと

推定されています。

発生が心配されている、東京の直下型の

地震は、このタイプですから、相模トラフで

起こる地震について、地震動の規模や

隆起や沈降により地表に残る断層の

痕跡など、資料の収集や分析が進められ、

地殻変動による微小な動きを予知に

つなげる研究が続けられています。

特に、元禄地震と関東地震は、ともに

相模トラフ沿いで発生したM8レベルに

達する、巨大地震であったことや、被害が

及んだ範囲や地殻変動の様子がよく似て

いることから、震源地が同じ場所か、ごく近い

場所であった可能性が高いとされています。

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