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忘れた頃に来た天災17 濃尾地震
歴史書で比較的詳しく地震の様子が残こされて
いるのが、この濃尾地震です。
明治24年(1891年)10月28日の早朝に発生した
直下型の地震でした。
震源地は、岐阜県本巣郡根尾村(現:本巣市)を通る
根尾谷断層帯と岐阜ー一宮断層帯とを震源域とする
直下型の、M8クラスの大地震であったとされていて
内陸部の活断層による地震としては、史上最大級で
あったと推定されています。
断層の上下さでは、6mもの断層が地上に出現しました。
横ずれでは、8m余りもの箇所があったとされています。
当時の断層の跡は「根尾谷断層」として、天然記念物に
指定されていて、現在もその断層崖を見ることが出来ます。
地震動は、福井県や滋賀県、愛知県にも大きな被害を
及ぼし、仙台や鹿児島でも揺れを感じたといいます。
明治維新と共に伝わった近代建築のレンガ造り
や鉄骨作りの建物にも大きな被害を及ぼしました。
震源地の根尾谷村では、避難する余裕もなく、全戸が
倒壊し、長良川の鉄橋が落ちたといいます。
死者7、273名、全壊家屋が14万戸を超えるほどの
被害でした。
この地震を契機として、1892年に震災予防調査会
設けられ、1923年の関東地震の後で、地震研究所が
設立されるまで、日本の地震研究の中心的な役割を
果たしました。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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