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忘れた頃に来た天災

021 唐山地震と地震予知

20世紀最大の犠牲者を出したといわれて

いるのは、中国唐山市で発生した地震です。


20世紀最大の犠牲者を出したといわれている中国

唐山市で発生した地震です。

毛沢東主席による文化大革命の最中の時代、1976年

7月28日 3時42分(現地時間)、北京市から150km

ほど東にある河北省の唐山市で、マグニチュード7.8の

直下型地震が発生しました。

この地震で工業都市であった唐山市は壊滅状態と

なり、現地で発電所建設に当っていた日本人3人も

犠牲になっています。

当時は、文化大革命の真っ只中であったため、詳しい

情報は伝えられず、また、海外からの支援申し出も

受け付けられない状態でした。

政府の公式発表では、24万2千人余りの死者を出した

とされていますが、一説には、60万人とも80万人とも

言われている大地震でした。

この年の前年、1975年2月遼寧省の遼東湾に面す

営口市とその北方近くの海城市を中心として発生した

海城地震(マグニチュード 7.3)では、小動物たちの

異常な行動(宏観異常現象)から、地震の発生を予知

した当局の直前の避難・防災指導で、家屋などには

大きな被害があったものの、人的被害は最小限に抑え

られ、地震予知について、大きな指針を与えました。

しかし、唐山地震では、同じような宏観異常現象が

見られていたのに、海城地震の経験が生かされず、

人口の1/4余を失う大惨事になりました。

「備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。


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