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忘れた頃に来た天災022 四川省 ブン川の大地震
新華社は、12日午後2時28分に、四川省汶川県で
マグニチュード 7.8の地震が発生したと報じました。
5月始め、ミヤンマーのイラワジ川のデルタ地帯を襲った
サイクロン・ナーギスによる被害の大きさが連日、報じ
られている時期に、中国から大地震発生のニュースが
飛び込んできました。
日本の震度階級では、震度7に相当する激震です。
時を移さず、胡錦涛国家主席は被災地への救援活動
開始の指示を出し、人民解放軍が派遣されました。
また、温家宝首相は翌日には現地入りして陣頭指揮
を執っている場面が、テレビで大々的に報じられています。
報道では、震源地は四川省の省都、成都の北方150
kmで、深さが約10Kmです。
汶川県は人口が10万6千人ですが、周辺一帯は山地
で多くの川が谷を刻んでいます。
また、この辺りから北はアバチベット族・チャン族自治
州に属していて、中国でも少数民族が多く居住する
地域です。
特に、チベットでの暴動事件の影響もあり、周辺に
多く住むチベット民族を中心とした少数民族の不満の
爆発を当局は最も懸念していることでしょう。
温家宝首相の素早い現地入りしての対応や、連日の
支援活動の大々的な報道に、政府が非常な神経を
使っていることが現れています。
一日も早い、救援と安定化が願われます。
この地域は、揚子江文明(」四川文明)の発祥地として
も知られていて、3500年前に青銅器文明が栄えた
三星堆遺跡が存在し、また、蜀の国の中心地だとも
伝えられている古代文明の中心地でもあります。
「備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。