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災害の知識集

07 大なまず 野島断層

阪神淡路大地震(兵庫県南部地震)は

平成7年(1995年)1月17日

午前5時46分に発生しました。

死者 6400人余、負傷者 4万人余 

全壊家屋 10万棟以上という未曾有の

大災害をもたらしました。

この大ナマズの正体は、野島断層という、

淡路島の北西部にある江崎灯台付近から

北東に10kmほど伸びる活断層です。

この断層は、西方向に伸びてきた、有馬ー

高槻断層帯が、六甲山地断層帯に連なり、

ここから枝分かれした、六甲ー淡路島断層

の一部を形成しているものです。

今回の断層の動きは、上側の岩盤が

ずり上がった逆断層でありまた右方向に

ずれた、右ズレ断層です。

ズレの大きさは、最大では上下に、120cm、

左右に、210cmを計る所もあり、活動の

大きさに驚かされます。

この断層の動きをそのまま、長さ140mを

保存した野島断層保存館が造られて、

一般に開放されています。

地表に現れた断層の様子や断面を見学する

ことが出来ます。

また、断層の上に立っていた家の被災状況を、

そのままにしたメモリアルハウスを見ることも

出来ます。

上下左右にズレた断層の上に立っていた家の

内部のリビングルームや塀などの、生々しい

地震直後の様子が見られます。

この野島断層の断面を調べた結果、この

活断層は、1596年の慶長伏見地震の際に

動いていたことが判りました。

築城間もない伏見城の天守を崩壊させた

大地震は、京都盆地ー奈良盆地断層帯に

よるものだと考えられていましたが、その後、

有馬ー高槻断層帯が動いたものと判りました。

今回の活断層調査で、この野島断層も同時期

に活動したことが明らかになり、慶長伏見地震は、

非常に広範囲な活断層の動きによる大規模地震

であったことが明らかになっています。

「備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。

安全と安心の非常持出袋の準備は?


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