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災害の知識集542 アメリカの山火事
オリンピック発祥の地、ギリシャのオリンピア
では、今夏に発生した大規模な山火事で
被った損傷も修復が進んでいます。
来年の北京オリンピックのための聖火の
採火行事も予定通りに行われるという
ニュースがありましたが、最近は世界各地で、
大規模な山火事の発生が多いようです。
折も折、アメリカ カリフォルニア州で発生
した山火事で、サンディエゴ郡では、130棟
の住宅が焼失し、25万人以上の住民に
避難命令や勧告が出されているニュースが
報じられています。
「サンタナ」と呼ばれている乾いた空気の
季節風が山手から強風となって吹き降ろ
すため、一度火が出ると一気に燃え広が
り、住宅地や山野を焼き尽くす恐ろしい
火災です。
今回は、10箇所以上の場所から出火した
ために、州政府は非常事態宣言を出して、
1500人の州兵を派遣して、懸命に
消火活動を続けていると報じています。
カリフォルニア州の火災では、海や湖の水を
航空機で運んで散水して消化する方法の
ほかは、道路や森林の伐採によって人為的
な防火帯を設けて、極力延焼を防ぎ、被害の
拡大を止めるしか有効な方法がないと
いわれているほどの大規模な山林火災です。
火の勢いが激しいために、山手の住宅地では、
しばしば唐突に避難勧告や命令が出るそうです。
住民達は、30分ほどの制限時間内で持ち
出す荷物や飲食品をまとめて、車で避難する
こともあるようです。
こうした地域では、常日頃から、非常持出品を
まとめておいてイザという時に備えることが
大切ですね。
当然、主要道路は大渋滞で、行き先の
定まらぬ人たちには大変なストレスになります。
以前、渋滞する車の直ぐ横まで火が迫って
いる場面や、渋滞の車が煙で覆われている
シーンなどを写真で見ましたが、日本では、
想像できない大規模な緊急避難の情景です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
安全と安心の非常持出袋の準備は?