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災害の知識集547 日本の地震の発生原因
我々が体感する地震は、正式には「地震動」
と呼ばれて、その発生原因によって幾つか
に分類されます。
1: 活断層によるもの
過去百万年ほどの間で、活動した形跡がある
断層のことで日本全国には、至るところに在ります。
日本列島は、ひび割れだらけということになり
ますが、その中でも、特に断層のずれが発生し
やすいものが、危険な活断層として、活動の
歴史や規模、また活動周期や、予測される次の
活動時期に注意が払われています。
阪神淡路大震災や最近の能登半島や中越沖の
地震などは活断層が動いたことによります。
都市周辺で発生することも多く、このような
ケースは、都市の直下型地震と呼ばれます。
断層の動き方は、ずり落ちたり、せりあがったり、
また横ずれしたりと一定ではありません。
ある場所ではせり上がっていて、他の場所では
沈み込んでいたり、横にずれていたりと、
地表には様々な形の断層として現れます。
2: プレートの沈降によるもの
日本は、大陸のプレートに乗っかっています。
そこへ、東方向から太平洋プレートが、また南方向
からはフィリピンプレートが沈み込んで来ています。
日本の下にもぐりこむ時に、大陸プレートを押し
下げて、入り込みますから、そこにV字型の溝、
日本海溝などの海溝が生まれます。
もぐりこんだプレートに引き込まれていた大陸
プレートが反発して跳ね上がる時に発生する
のが、海溝型地震です。
この地震は、規模が大きく、また地震動による
揺れの範囲も広範囲になります。
マグニチュード8レベルの大地震となり、関東
大震災の地震や1703年の元禄大地震も、
この海溝型の地震です。
3: プレートの内部で発生する地震
日本の場合は、大陸プレートの下にもぐり
こんだ太平洋プレートが、そのプレートの内部で
割れたときに発生する地震動です。
100kmほどの深い場所で発生します。
深発地震と呼ばれ、地震動は広範囲に及びます。
1992年の浦賀水道地震(M5.7、 深さ 92km)
や1993年釧路沖地震(M7.5, 深さ101km)
などがあります。
4: 人為的な原因によるもの
地下構造の研究や、資源探査などのために、
爆薬の爆発、あるいは、核爆発などによる地震動
があります。
地下に掘った坑道の崩落などによるものもあり
ますが、インドでは造ったダムの水圧で発生した
ケースもあります。
5: そのほか
その他に、火山噴火や、地すべり、山崩れによる
地震動もあります。
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