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災害の知識集544 関東地方の地震
関東地方で発生する地震で、特に、問題と
されるのが海溝型と呼ばれる地震です。
相模湾から、房総半島の南東の沖まで延びて
いる相模トラフから、フィリピン海プレートが、
関東地方の下にもぐりこんでいます。
このプレートの沈み込む境界付近では、押し
込まれている陸側のプレートが跳ね上がったり、
ずれ動いたり、また、フィリピンプレートの内部が
割れて断層が生じるために地震が起こります。
これが一つのタイプで、沈み込むフィリピン海
プレートの上面や内部で発生する、深さ20〜
50kmの地震です。
元禄地震や関東地震はこのタイプになり、M8
レベルの巨大地震を発生させる、要注意型です。
二つ目は、関東東方沖合から南北方向に
延びている日本海溝や南東の伊豆・小笠原
海溝から、関東地方の下にもぐりこんでくる
太平洋プレートと、陸側のプレートとの境界
付近で、押し込まれる陸側のプレートの跳ね
上ったり、ずれ動いたりして、また、太平洋
プレートの内部が割れて断層が生じて地震を
発生させます。
この地震の震源地の深さは、50〜100km
と深い場所です。
1938年の福島県東方沖地震(M7.5)や
1972年の八丈島東方沖地震(M7.2)など
があります。
この二つのプレートと陸側のプレートとの境界
付近やプレートの内部で発生する地震とは別に、
関東地方の陸側のプレートの内部の活断層が
動くことによる地震があります。
これが三つ目のタイプで震源地は浅く、0〜
20kmです。
1931年の西埼玉地震 (M6.9)や1949年の
今市地震(M6.6 と M6.4)があります。
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