備えよ常に! 備えあれば憂いなし。 防災対策の決め手・非常持出袋と防犯を考える > 災害の知識集 > 546 神縄・国府津−松田断層帯
災害の知識集546 神縄・国府津−松田断層帯
現地で現場を見た方にはお判りでしょうが、
静岡県駿東郡小山町生土の林道の脇に、
神縄断層が露頭しています。
丹沢山地の南縁にあたる場所で、伊豆半島の
北の端にもあたるこの場所が、1500万年前に、
南海の小笠原諸島付近にあった島が徐々に
北上して、50〜100万年前に衝突した現場です。
フィリッピン海プレートが陸側のプレートに沈み
込んでいる北縁部分にあたる場所で、陸側の
プレートとの境界です。
丹沢山地側は、凝灰岩で、伊豆半島側は、
礫層です。
礫層は、10万年前ごろに、丹沢山地から
川で運ばれて砂礫が堆積したのが、フィリッピン
海プレートに押されて礫層となっています。
ここから、山梨県側と相模湾に向かって
断層帯が走っています。
相模湾方向では、北東側に大磯丘陵などを、
南西側に足柄平野を分けて国府津まで
断層があり、更にその先は、相模湾に
達して、相模トラフに連なっています。
特にこの神縄・国府津−松田断層帯は
活断層の中でも活発な活断層であり、
地震が発生に対しては、非常に高い
評価になっています。
この断層の最新の活動は約3000年
前で、およその活動の間隔は、3000年
とされて、一回の地震で動く地表の断層の
移動は、10mぐらいと推定されています。
発生が予測されるマグニチュードは、M8
クラスであり、今後、30年間に発生する
確率は、4%です。
これは、国内の活断層の中では、発生する
確率では高い部類に入ります。
また発生した場合の震源域は、この断層
とこれに連なる海域の延長部にも及ぶと
考えられていて元禄地震や関東地震と同等の
揺れが南関東を襲うと推定されています。
南関東一帯では、この断層が動く地震が、
現在では最も警戒されています。
備えよ常に! です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」。
安全と安心の非常持出袋の準備は?