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災害の知識集

543 日本の竜巻

最近は竜巻の発生が増えていて、強烈な風力を

伴うものが多くなってきていると言われます。

地球温暖化が影響していて、大型の熱帯性

低気圧の発生がし易くなっているのと同じ

根拠のようです。

竜巻は、一般的には、台風や低気圧に伴って、

積乱雲が発達し積乱雲の底から激しい空気の

渦巻きが、じょうご型に垂れ下がってきて、

陸上にあるものを巻き上げて、吹き飛ばし

ながら移動します。

特に、台風の季節に多く発生しています。

2006年9月には、宮崎県延岡市を襲った

竜巻では、3名の死者と150名近い負傷者が

出て、多くの住宅が全半壊しました。

竜巻の幅が200〜300mで、通り過ぎた

距離は7Km以上にもなる大きな竜巻だった

とされています。

これは、近年のデーターでは最大級の規模でした。

更に、11月に、北海道佐呂間町を襲った竜巻は、

距離こそ1.5Kmほどでしたが、強さは、延岡を

遥かに越える猛烈な風速であったために、

9名もの犠牲者がでました。

この後、同じ11月には沖縄県の名護市で、

狭い範囲ながらも強烈な竜巻が発生して、

負傷者が出ています。

こうした、竜巻やダウンバーストなどの風の

強さを比較する尺度として、「藤田スケール」

というものが、世界で用いらています。

これによりますと延岡市と名護市の場合は、

F2のクラスにまた、佐呂間町の場合は、

F3とされています。

その具体的な風力の内容は、

F2: 風速 50m〜69m/秒(7秒間平均)

 屋根が吹き飛ばされ、造りの弱い住宅は倒壊。
  
 大木も倒され、自動車は吹き飛ばされて、

 列車も脱線する危険がある風量です。

F3: 風速70m〜92m・秒(5秒間平均) 

 住宅は押し倒されて倒壊し、自動車は吹き

 飛ばされ列車は転覆します。

 大木は倒され、枝などは引きちぎられます。

F0 は、風速がゼロの意味ではなく、

17m〜32m/秒の台風並みの風速です。

こうした風速を持つ竜巻は、最近では、国内で

年間20件近く発生しているようです。

強い低気圧や積乱雲が発達している時などは、

突然襲ってくる竜巻への備えも大事になります。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心の非常持出袋の準備は?


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