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災害の知識集544 アメリカの竜巻と避難の仕方
竜巻といえば、時折、テレビで目にする
アメリカの巨大な竜巻を思い出します。
空一面を黒く覆った雲から垂れ下がった渦巻きが、
生き物のように身をくねらせながら移動してくる
情景がテレビなどで紹介されることが良くあります。
このトルネードと呼ばれる竜巻が通った後には、
家の屋根が吹き飛ばされ、家財道具が散らばり、
車が横転している姿を目にして、規模の大きさと
その威力に驚かされます。
特に、オクラホマ州は、トルネードの銀座だと
言われています。
これは、地形的に、メキシコ湾からの暖かい
風と、北極側からの冷たい風がぶっつかって、
積乱雲が発生しやすい位置に在るためだそうです。
F5クラスの最強のトルネードの発生もあるようです。
F5では、風速 117m〜142m/秒(3秒間平均)
という信じられない風速を伴います。
住宅は、跡形もなくなり、自動車や列車は
持ち上げられて吹き飛ばされます。時には、
数トンもあるような重量物まで飛ばされて
落ちてくるといいます。
このため、アメリカではトルネードの発生の
予測や予報が進んでいて、レーダーで、風の
回転の速度や進行方向などを早期に捉える
方法がシステム化されています。
日本でも、アメリカにならって、気象庁でも、
近年増加傾向にある竜巻の発生に備えて、
全国にある20基のレーダーの内、11基を
ドップラー化して、メゾサイクロンと呼ばれる
竜巻の発生初期の状態で早期に補足し、
予測や予報する取り組みが始まっています。
もし、竜巻が襲ってきたときには、どのように
避難すれば良いのでしょうか?
屋外に居る時
頑丈な建物の中に逃げ込む。
強度の弱い建物の中や橋やガードの
下には行かない。
水路や溝の中に伏せて、頭を覆って守る。
屋内に居る時
雨戸や窓を閉め、カーテンを引いて、窓の無い
部屋に避難する。 二階には上がらないこと。
頑丈な机の下などに入って身を伏せる。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
安全と安心の非常持出袋の準備は?