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災害の知識集547 糸魚川−静岡構造線断層帯
地図で日本列島を良く見ると、所々に、ジグソー
パズルのように隣の地形と縁が切れているような
場所があります。
意図的に、二つを線で区分けをしたように見えます。
一つがこの糸魚川−静岡構造線断層帯です。
通称、糸静線と呼んでいます。
日本の国土形成に関わる超A級の断層帯といえます。
日本海側の、富山県と新潟県の県境にある親不知
(糸魚川市)から、ほぼJR大糸線沿いに南下して、
松本市を通って諏訪湖に達しています。
この断層帯に沿って、日本アルプスがあり、飛騨
山脈や赤石山脈の高山が連なっています。
白馬岳、乗鞍岳、上高地などのおなじみの高山や
高地があります。
さらにここから阿部川に沿って太平洋側に連なる
大断層帯です。
(他に、大井川に沿う説と富士川に沿う説とが
あります。)
この糸魚川−静岡構造線断層帯を境にして、
生態系が大きく異なるといわれていて、東半分を
東北日本、西半分を西南日本と別けられています。
この構造線は、大陸側のユーラシアプレートに、
北海道や東北側の北米プレートが沈み込んでいる
境界線に当たり二つの大きなプレートの衝突現場と
いうことになります。
この糸魚川−静岡構造線断層帯を境にして、生態系
が西の端として東北側にあるのがフォッサマグナと
呼ばれる日本の大地溝帯です。
この地溝帯の東端は、新発田-小出構造線、及び
柏崎-千葉構造線とされています。
この地域は、数百万年前までは、海でした。
この頃は日本列島は、直線状であったとされていて、
ここへ、フィリピン海プレートが、島であった現在の
伊豆半島を伴ってきて、衝突し、現在の伊豆半島が
誕生すると共に、日本列島は、折れ曲がって、
今の様な形状になったとされています。
このぶっつかった境界線に沿って、神縄・国府津−
松田断層帯が存在しています。
これらのA級の断層帯に近接する地域では、日常から
地震に対して、常に備える心構えが不可欠です。
非常持出袋の備えを最も必要とする地域でしょう。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
安全と安心の非常持出袋の準備は?