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災害の知識集001 日本の猛暑
2007年は、日本は記録的な猛暑に
襲われました。
1971年から2000年の30年間の平均値と
比べて年間の平均気温も高くなっています。
特に9月の平均気温は、東日本も、西日本も
平年を2度以上も上回る暑い月でした。
特に、西日本では2.7度も高い平均気温を
記録しています。
またオーストラリアでは大旱魃が発生して、
世界の穀物市場に大きな影響をあたえました。
この異常気象の原因を説明する学説は、
ダイポールモード現象と呼ばれています。
遥か南のインド洋で起こるエルニーニヨ現象
に似たものでインド洋東部海域で、初夏
から海水温が低くなると、貿易風よる海流で、
インド洋の西岸地域の海水温が高くなり、
その影響で、アジアやインド、更には
インドネシアからオーストラリアを含む一帯に
大きな気象変動を起こします。
中国南部や東南アジアでは降水量が
増えて洪水を引き起こし日本を含む
極東地域では、逆に降水量が減少して
旱魃になり、猛暑が続くことになります。
2001年や2004年の猛暑の原因も、
このダイポールモード現象によるものと
されています。
2007年の9月の気温は、これら両年を
上回る猛暑でした。
過去何百年間に渉って、地球上の平均
気温は上昇を続けています。
この地球温暖化の傾向の中で、今後も
昨年以上の猛暑に襲われる年が出て
くることは否めないでしょう。