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災害の知識集005 東南海地震予測に新しいシステム開発
数ヶ月から数年先の地震の発生を予測する新しいシステム
開発への取組が始まります。
数ヶ月から数年先の地震の発生を予測する新しいシステム
近い将来に発生が予測されている東海・東南海・南海地震
について、現在進められている予知のための研究や
システム作りとは別に、数ヶ月から数年先の地震の
発生を予測するための新しいシステムの開発に文部科学省
が取り組むことになりました。
一旦発生すると、太平洋沿岸の都市部を中心に大被害を
もたらし、国家機能をマヒさせる懸念があるために、できる
限り先の地震発生を予測しようとするものです。
新しいシステムは、プレート(地下岩盤)の広い範囲で
地下深くまで地下の状態のデーターを収集し、岩盤に生じた
変形をコンピューターによって計算して、数ヶ月から数年先の
地震の発生を予測しようとするものです。
現在は、東海地震だけは、東海市域の岩盤の変形状況から
数時間から数日前までの直前予知が可能とされています。
新しいシステムでは、東海〜南海の範囲だけでなく、宮城県
沖から北海道根室沖まで、広い範囲で発生する地震に
対しても応用が期待できます。
システムの開発は海洋研究開発機構や東京大などが担当し
海底に地震計を400台設置して、岩盤の破壊実験などを行い
データーを集めます。
こうして得られた精密なデーターから、地震発生の時期の予測
を行います。
予測される東海地震では、東南海地震との連動の確率も
高いと予想されていますので、これらの連動発生についても
連動の可能性や発生時期や確率を予測する方針です。
もし、東海・東南海・南海地震では、これら三つが連動すると
最大約2万5000人の死者が出るとされていますので、一刻も
早いシステムの完成が切望されますが、完成時期は15〜20年
後の「予測」です。
「備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。