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犯罪と防犯の情報633 犯罪者の高齢者対策が必要
平成19年度の犯罪白書で、再犯率が高い問題と
併せて、高齢者の犯罪対策の必要性があります。
統計では、初犯時の年齢が、20歳代前半だった層と
55歳以上の層は、2年以内に再犯に及ぶ割合が
高いことが判りました。
高齢者の、5年以内の再犯率は、平成2年では、
0.4%でした。
ところが、10年後の平成12年には、4.7%と
急増しています。
また、犯歴が10回以上の多数回再犯者に占める
割合も、20.3%(平成17年)と高くなっています。
初犯の罪名が窃盗と覚せい剤取締法違反の場合は、
再犯に及ぶ確率が4割を超えています。
同一罪での再犯も3割近くなっています。
窃盗犯歴のある者の3割近くがまた、窃盗の
罪を犯しています。
強盗と強姦の再犯率も、3割近いですが同一罪名
での再犯率は強盗 2%、強姦 3%です。
殺人についてみれば、再犯率は16.7%と
特に低くはないですが、再び、殺人を犯す確率は、
0.9%に落ちます。
他の罪に比べると、殺人を繰り返す確率は低いと
いうことですが、これなどは、率の高低ではなくて、
絶対あってはならない再犯です。
高齢者の再犯の場合は、刑期満了後には、まず、
社会復帰しても一般人と同じような就職先がない
ことが深刻な問題になります。
10年間の間に再犯率が10倍にも跳ね上がって
現実は、高齢化社会のひずみの実態そのものの
気がします。
「備えよ常に! 備え在れば憂いなし」